「ワインエキスパートを独学で受かった人って、実際どんな感じなの?」
「ネットの合格体験記って、情報がバラバラで読みにくい…」
こんなふうに、独学のリアルを探すのって大変ですよね。そこで今回は、去年独学で合格したばかりの私の体験記を、できるだけわかりやすくまとめました!
「ワインエキスパートってどんな試験?」、「独学とスクールって何が違うの?」という方は、以前投稿した
こちらの記事で詳しくまとめているので、ぜひそちらもご覧ください!
なぜ “趣味のくせ” に資格受験を決意したのか
「ワイン飲んでるけど知らない」にコンプレックス
知識0って書きましたけどワイン自体は以前から定期的(週2~3日)に飲んでいました。
飲んでいるだけだとワインについて断片的な知識しか身につかず、また基礎的な内容もよくわからないという状態でした。
こんな感じだと店員さんとワインについて楽しく会話したり、友人にワインについて聞かれても的を射た返事が出来なかったので現状にある意味でコンプレックスがありました。
難易度が高いからこそ目標を実現できる
なので私は端的に述べるとコンプレックスを克服するために資格取得を目指しました!
難易度が高くワインを扱う業界でボーダーラインとしての役割を果たすワインエキスパートは私にとって最適の目標だったと言えます。
とはいえテキストは分厚いし、どこを勉強すればいいのかわからないそんな状態ではなかなか最後の一歩を踏み出すことは難しかったです。でもその一歩をを踏み出す勇気をくれたのが語呂ワインチャンネルでした。
とにかく
- 頻出問題だけをピックアップ
- 覚えにくいところは語呂や頭文字だけの裏技をつかって解決
この2つがすごい最初のとっかかりとして最適でした。これなら勉強できそうと思えたからこそ合格できました。
資格勉強苦手だなって人もまずはこの動画を1本みてから受けるか考えても遅くないです!!
舐めてかかって1度落ちた ~1次試験編~
申し込みが締め切り前日
とはいいつつ所詮趣味は趣味。4月から勉強ははじめたものの1日30分ダラダラ机に向かうくらいで正直モチベーションは高く保てませんでした…
勉強内容としては基本的にに語呂ワインチャンネルの動画をひたすら見続けてノートにまとめてを繰り返してって感じです。
こんな感じが7月くらいまで続き、結局受けるかどうするかを考えて
「申し込んで精神を追い込めばやる気出るんじゃね!?」
と思い、締め切り前日に申し込みを決意。あまり褒められた受験生じゃなかったですね(笑)
慌てて追い込みしたけど……
申し込みをしたものの当時通っていた大学院のゼミが忙しく、結局本腰をいれたのが8月頭でした。
この感じだとまあ時間がほんとに足りなかったので、捨てる範囲は勉強せずとれるところは落とさないスタイルでやってました。
これでなんとか全範囲の動画を見終えてノートにまとめある程度知識が頭に入ってきたのが試験残り1週間って感じでした。
あとはひたすら問題演習ですね。問題演習にはこちらの

杉山明日香さん著の受験のプロに教わる ソムリエ試験対策講座 ワイン地図帳付き が難易度低めで最初にやるにはうってつきでした。この問題集がある程度こなせたら、こちらの

ワイン受験.comさんの模擬試験に移行したって感じですね。年5,000円かかりますがそれ以上の価値が十分にあります。なんせワインエキスパートの模擬試験をスクールに通わず受けるにはこれしか方法がありません。また問題量がとても多く質もとても高いです。
とこんな感じで演習をすませて試験前の仕上がりがどうなったかというと
- 杉山明日香さんの問題集 捨てた範囲以外は正答率90%
- ワイン受験.comの模擬試験 2回受けてよかった方が正答率65%でC判定
という状態でした。ぶっちゃけこの仕上がりかなり微妙です。ワイン受験.comではB判定以上が合格ラインなので内心気が気じゃなかったですね。
運がよければ受かる!こんな感じで試験に向かってもいい結果がでるはずもなく
「1次試験不合格」
自身の解答を入力し終えたその瞬間、PCにこの結果が映し出され放心状態で帰宅しました。
不合格の原因を分析、背水の陣で2回目へ
実はワインエキスパートの1次試験、2回受けることが可能です。申し込み時に1次試験の受験回数を選ぶことができ、追加で5,000円ほど払えば2回受けられます。ただし回数を決められるのは申し込み時のみで「1回受けて落ちちゃったからもう1回!」とかはできないので注意です。
それはさておき、当時の自分はなぜ落ちたか分析しようとまず考えました。ただ不合格の原因分析しようにも試験は合否しかでない(正確にはA~Dの四段階、ABが合格でCDが不合格。私はCでした。)のでやりようがない、こんなときたよりになったのがワイン受験.comさんでした。その結果
「B判定をとるためには75%は欲しいところ10%足りないのをどう埋めるか」を考える必要がありました。
ここで問題を範囲別に分けて点数配分を計算し多少のミスを考慮したら、捨てた範囲が広すぎたことが判明します。
なので新しく「酒類飲料概論」「ワインの管理」の2分野を勉強しなおしました。
またフランスワインも記憶が甘かった部分を修正、このときは1日最低7時間は勉強してました。
その結果模擬試験を10回ほど受けなおしては復習を繰り返し最終的に正答率77%でB判定、なんとか合格ラインにのせました。
その勢いのまま試験会場に突入、これで落ちたら今年の受験は終わりなので決死の想いで受験しなんとか1次試験を合格しました!
まとめ
今回はワインエキスパートの受験体験について1次試験までまとめました。
要点をまとめると
📌ワインに関する”会話”を楽しむために受験を決意
📌語呂ワインチャンネルとワイン受験.comだけ使って合格
📌試験は2回受けられるから最後まであきらめない!!
となります。この記事を読んでワインエキスパートを受けてみようって少しでも思ってくれれば嬉しいです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございます。
香りと記憶がテーマの【ワインショップロワン】

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